保証期間は明確に

製品を海外から購入する場合、保証期間は非常に重要な規定になります。
これを規定しない場合には、その製品が流通した国の法律で定める製品保証を要求されることがあります。
また、国や文化の違いによってその製品として求めるクオリティも違いますから、どの程度が不良なのかどうかも個別に規定しておくとよいでしょう。
保証期間を定めた場合には、それとあわせてその保証方法も規定しておく必要があります。

よくあるのが製品ごとの注文書や請書など個別契約で保証方法を定めているケースもありますが、契約本体に記載していたほうがわかりやすく便宜であることもあります。
不良品を修理するのか、交換してもらうのかでも規定は異なってくると思いますから、実際によく打ち合わせし、決めていくとよいでしょう。

実際に中国から商品を輸入されているケースだと、商品が届いてみないと不良品であるとの判別ができません。
もちろん中国で検品もしていますが、日本人が求めるクオリティの高さには程遠いというケースが多く、その不良率も高くなってきます。
文化の違いもありますが、海外と取引をする場合、よく相手の国の文化や契約習慣を調べておいたほうがよいでしょう。

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