1月, 2012年

保証期間は明確に

製品を海外から購入する場合、保証期間は非常に重要な規定になります。
これを規定しない場合には、その製品が流通した国の法律で定める製品保証を要求されることがあります。
また、国や文化の違いによってその製品として求めるクオリティも違いますから、どの程度が不良なのかどうかも個別に規定しておくとよいでしょう。
保証期間を定めた場合には、それとあわせてその保証方法も規定しておく必要があります。 (さらに…)

所有権の移転について

取引上、危険負担と所有権がいつ売主から買主に移転するかどうかは、責任と費用負担の分かれ目になる重要な事項です。
インコタームズ(Incoterms)では、危険負担については規定していますが、所有権の移転時期については定められていません。
ですから、所有権の移転時期も規定した契約書でなければ問題となり得ます。 (さらに…)

価格と支払条件について

価格と支払条件については、非常に重要な事項になります。
万一、これが未確定である場合、請求書を出せないだけでなく、紛争解決時には、実際に取引があったのかが問題になることもあります。
さらに、価格の条件では、価格に適用される通貨を明確にする必要があります。ただ、相手方との合意に時間かかることを考えると、支払条件は規定しているが、価格条件を定めずに、「ここに行う見積りを表示した通貨と価格」とされていることもよくあります。

支払条件について

ここではよく使われる支払条件をご紹介いたします。 (さらに…)

電子契約について

例えば、グーグルアドワーズ、アドセンスやネットショップなど、近年一番多い契約締結方式だと思います。
利用規約に同意すると契約が締結されるのですが、
後々トラブルにならないように、しっかりと利用規約は読んでおいた方がよいでしょう。
ID、パスワードを発行するケースが多いので、セキュリティ対策やID管理をしっかりとしておくことが必要になります。

Q.どんなものが契約書とよばれるの?

A.一般的に〇〇契約書といったものでなくても契約書となります。
例えば、念書、覚書、利用規約、約款なども契約書と同じ法的効果を持ちます。

交通事故とかで交わす示談書も契約書としての効果を持ちます。
仮で結ぶ仮契約書も同様の効果を持ちます。

Q.契約は口頭でも成立する?

A.契約は、当事者双方の意思表示によって成立しますから、口頭でも有効に契約は成立します。

最近は、インターネット経由で契約をすることも多くなっています。
例えば、メールのやり取りでも当事者双方の申込と承諾の意思表示によって有効に契約は成立します。

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